\ 老麺培養中 /




教室で分けていただいた老麺。

『老麺?なんぞや?それ!』と思うのですが、小麦粉を捏ねただけのようにしか見えないこの生地には、600年間繋がれてきたバクテリアさんが生きているそうです。
(それが間違い(笑)でも、30年物だそうです)


ちなみに、この老麺は本場香港の点心師から分けてもらって繋いでいる大変貴重なものです。
中国人の秘密主義(?)は有名ですが、この老麺に至っても同じ。
本来は分けてもらうことが出来ないという代物です。(お金を渡せば分けてもらえるかもしれませんけどね・笑)
(行きつけだった地元の中華屋さんは、たぶん老麺使ってないと思う~)


老麺は中国4000年?の歴史があるらしく、各家々で繋いでいるそうです。
昔の中国人は、この老麺で、肉まんなどを作っていたみたいです!


イーストや酵母のように、他の菌に邪魔されてカビが生える、不快なにおいがする、ということはないらしく、それだけ強いモノが残って、弱いモノが食べられ・・・弱肉強食、自然淘汰されていくそう!

匂い的には、甘酒のようなアルコール臭と天然酵母っぽいほんのり酸っぱい臭いがします。
家で、パン用の天然酵母を育てていますが、天然酵母(老麺も天然だけど)より発酵速度も速い気がします。

小麦粉と水を混ぜて2日くらい放置、と聞いたのですが、暖房が付いている1日目でこんな感じ。
底まで気泡もあるし、匂いもいただいた時の感じだし、ピチピチ元気な音がしています。
写真の状態で2倍程度の膨らみです。

個人的には出来ていると思うのだけど、どーしたらいいの・・・・・教えて欲しい・・・・・・・・

老麺を使う利点は、食感、味、匂い、全てに関係しているそうです☺









Comments